1992-05-13 第123回国会 衆議院 商工委員会 第10号
今伺っていると、国際会議か何かで、君の方は早くやってよという程度の話はされているようであるけれども、これは日米貿易摩擦の交渉のときの重要アイテムとしてこちらから取り上げるべきテーマなのではないかとまで私は思うわけでありまして、私は、日本の悩める技術者の声を時々聞く一人でございますので、ぜひもう少しきちんとした技術交渉というものを、計量外交というものをぜひともしていただきたいと思うのでございますが、いかがでございますか
今伺っていると、国際会議か何かで、君の方は早くやってよという程度の話はされているようであるけれども、これは日米貿易摩擦の交渉のときの重要アイテムとしてこちらから取り上げるべきテーマなのではないかとまで私は思うわけでありまして、私は、日本の悩める技術者の声を時々聞く一人でございますので、ぜひもう少しきちんとした技術交渉というものを、計量外交というものをぜひともしていただきたいと思うのでございますが、いかがでございますか
それからイギリスの科学雑誌「ネイチャー」はことし二月四日号の巻頭論文で、日米科学技術交渉で米国の主張は誤りだと指摘しているんですね。 こういう内外の声にやはり耳を傾けていただくべきだと思うんですが、長官の見解を伺いたいと思います。
このような状態の中で、経済界を中心に対ソ経済関係の修復改善の手始めとして、日ソ科学技術交渉会議の開催へ積極的な動きを示していると聞くのでありますが、これに対する政府の態度、方針はどのようなものでありましょうか。
早くも今日、ジュネーブにおけるSALTIIに関する技術交渉は、行き詰まりを見せているではありませんか。ソ連側が期限十年にも難色を示したことや、アメリカ・フォード大統領が帰国後の記者会見で、「ミサイルの精度向上や弾頭重量については何ら謝限はない。」と力説したことは、米ソ両国ともに、戦略兵器競争を停止したり、核軍縮を行おうなどとは、露ほども考えていないことを示すものではありませんか。
また、ことしの三月に宇宙開発の調査団を出して現在もうシステムデザインに入っておりますが、やはりその間に日本としてでき得ない点もあるわけで、それを日本側として十分詰めて、そうしてそれらのものを総合して、具体的にどういう協力をするかということをひとつアメリカ側に今年中に、この秋ぐらいには持っていって具体的な技術交渉に入りたい。
もちろん、技術交渉からいけば秘密もあるわけでしょうし、いろいろわからぬわけではないけれども、どうもこの段階になって、つい先ごろまでは、民政移管がよろしいし、民政移管したときかあるいはその直前とか、いろいろな言葉を使っておったのですが、民政移管を待ち望んでいたというのが日本政府の態度ではなかったでしょうか。その点に関してはいかがですか。
しかもその間、あるいは共同調査問題、あるいは専門家会議、こういうような形で新しい形式を取り入れて、資源に対するところの共通認識の上に立って、なるべく政治交渉ということではなくて、いわば科学交渉といいますか、技術交渉といいますか、そういうことで問題を処理したいということでありますけれども、現実の姿は、依然として百日交渉という非常に難航した姿になってきていることは、御承知の通りである。